ムクドリは何を食べる?木の実・虫・果物と糞害を減らすコツ

ムクドリは何を食べるのか気になって調べている方の多くは、ただの好奇心だけではありません。

庭に来るムクドリの餌付けはしていいのか、ヒナの餌は何が安全なのか、冬は何を食べるのか、木の実や果物はどれが好物なのか、パンをあげてもいいのか、与えてはいけない食べ物はあるのか、そして果樹や花壇の被害対策まで、悩みは一気に現実寄りになります。

ムクドリの食べ物を知ることは、観察にも対策にも直結するということです。この記事では、季節ごとの食性と、やってはいけない餌・被害につながるポイントを整理します。

なお、鳥は野生動物です。地域や状況で「やってよいこと・避けるべきこと」の線引きが変わる場合があります。

この記事を読むことで理解できる内容は以下のとおりです。

  • ムクドリの季節別の主食と行動パターン
  • 木の実・果物・昆虫など好物の具体例
  • 餌付けやパンが招くトラブルとNG食品
  • 農作物・花壇・生活被害を減らす考え方
目次

ムクドリは何を食べる?季節別の食べ物

ムクドリは「何でも食べる寄り」の鳥です。だからこそ、季節と場所で食べ物が変わります。ここを押さえると、庭に来る理由も、被害が出る理由も、対策の方向性も読みやすくなります。

主食は木の実と果物

ムクドリの食生活をざっくり言うと、木の実・果物が土台で、そこに虫が乗るイメージです。

街路樹や公園木、生垣、庭木に実がなると、そこがそのまま「食料庫」になります。

ここで重要なのは、ムクドリが「決まった餌だけを食べるタイプ」ではない点です。

甘みが強い実、柔らかい果肉、群れで採食しやすい実の付き方(房状に密集しているなど)に当たると、短時間でごっそり食べられます。

被害で多いのも、実が熟し始めたタイミングで急に飛来が増えるケースです。

また、果実を丸のみする採食が多いので、果肉だけを消化して種を落とすことがあります。

すると、ベランダや駐車場、室外機の上などに「種混じりのフン」が落ち、汚れが目立ちます。

つまり、果物を食べること自体が、糞害とセットで問題化しやすいわけです。

ムクドリ対策を考えるなら、追い払いグッズより先に、まず「餌場になっている木」を特定して、餌資源を減らす、実が熟す前に管理する、落果を放置しないという地味な作業が効きます。

庭・近所で餌場になりやすい場所

現場感で言うと、餌場になりやすいのは「実がなる木そのもの」だけではありません。

落果が溜まる場所、剪定後の実が捨てられている場所、コンポストの周り、収穫後に放置された果実なども狙われます。

ムクドリは学習します。安全に食べられる場所だと覚えたら、同じ時間帯に通うようになることもあります。

ポイントは「実のなる場所=集まる場所」になりやすいことです。

被害を減らしたいなら、ムクドリの食べ物が発生する場所を先に把握するのが近道です。

季節と餌の変化(目安)

季節餌の軸家の周りで起きやすいこと
虫+熟し始めの果実芝生で採食、巣作り開始
初夏虫(育雛)地面で虫探し、ヒナの声
木の実・果物果樹被害、群れが目立つ
残り実・脂質の多い実ねぐら形成、電線周りの糞害

上の表はあくまで一般的な目安です。

地域の植栽(街路樹の種類)や、近所の果樹の有無でズレますが、「実があるところに集まる」という原則は変わりません。

春夏は虫やミミズ中心

春から初夏は繁殖期で、ヒナに運ぶ栄養が必要になります。

この時期は昆虫やミミズなどの動物質が増えます。

芝生、畑、河川敷、校庭、公園の地面を歩き回って、地表や地中の虫を拾う行動が目立ちます。

ムクドリは地面を歩くのが得意で、ひょいひょいと進みながら、目視できる虫だけでなく、土の隙間に潜る小さな獲物も拾っていきます。

ここはムクドリの「益鳥」面が出る季節でもあります。

イモムシ・ケムシのような幼虫類、甲虫の幼虫、バッタ類、クモ、そしてミミズなど、タンパク質源を集中的に取ります。

育雛中は回数勝負で、親鳥が何度も往復して餌を運びます。

つまり、家の周りでムクドリが頻繁に地面を突いているなら、その場所が「虫が湧きやすい環境」になっている可能性が高いです。

ムクドリは「虫の多い場所を見つけるセンサー」みたいなところがあります。

庭で虫を食べられると困るケース

「虫を食べてくれるなら助かる」と思う方もいますが、油断は禁物です。

ムクドリが常連化すると、次の季節には果実や人の食べ物に切り替えます。

さらに、群れができると糞害・騒音がセットで来ます。

加えて、庭のエサ台や生ゴミ周りに寄るようになると、衛生面の管理も必要になります。

だから私は、ムクドリに任せて虫を減らす発想より、虫の発生源(湿気、落ち葉、腐植、未管理のコンポスト、過剰な水やり)を先に整える方を勧めます。

虫退治の現場で効く基本

  • 湿気が溜まる場所を減らす(鉢底・室外機周り・落ち葉の溜まり)
  • 夜間照明の虫寄せを見直す(玄関灯や自販機の光)
  • 地面の有機物を放置しない(落果・腐葉土の露出)

近づき過ぎたり、餌を置いて常連化させたりすると、後で糞害や騒音の火種になりがちです。

ムクドリは「安全だ」と判断すると距離を詰めてきます。

観察は楽しくても、生活圏に引き込まない距離感が大事です。

秋冬はムクノキの実

秋から冬は虫が減るので、ムクドリは木の実に寄ります。

中でも象徴的なのがムクノキの実です。

ムクドリの名前の由来にも絡むと言われるくらい、木の実の利用はムクドリの生活を支えています。

冬場はエネルギー効率が重要になります。

寒さで体温維持に燃料が要る一方、虫は減ります。

だからムクドリは、街路樹や公園木、生垣の実、そして残りやすい実に狙いを定めて動きます。

冬に群れが大きく見えるのは、食べ物が限られる季節に「効率よく食べるために集まる」側面があるからです。

餌場が当たると、そこに集まり、近隣の電線や樹木が「集合場所」になります。

集合場所が生活圏(駅前、商店街、学校、住宅地)に重なると、騒音・糞害が一気に目立ちます。

ここでの勘違いが「ねぐらだけ追えば解決する」です。ねぐらを散らしても、餌場が残れば別のねぐらが作られます。

逆に、餌場が乏しければ群れの維持が難しくなり、密度が落ちます。

冬のムクドリ対策は、ねぐらと餌場が近いほど難度が上がります。

まずは「何を食べているか」を観察して、餌場の候補を潰す発想が効きます。

餌場を潰すときの現実的な手順

個人宅でできる範囲は限られますが、やれることはあります。

例えば、庭木の実が原因なら、実が熟す前に剪定する、落果を毎日回収する、果実を覆う(果実袋やネット)などです。

自治体管理の街路樹が原因なら、個人で勝手に切れません。

その場合は、糞害の状況を写真で記録して、管理部署に相談するのが現実的です。

大事なのは「困っている」だけでなく、いつ・どこで・どれくらいを示すことです。

群れができると「慣れ」が進みます。

ライトや音の威嚇は最初だけ効いても、危険がないと学習されることが多いです。

環境側(餌・止まり場)を詰める方が再発が減ります。

サクランボやブドウが好物

ムクドリが何を食べるかを語るとき、避けて通れないのが果樹被害です。

サクランボやブドウのように糖度が高く、皮が薄い果実は特に狙われやすい傾向があります。

ムクドリの目線で見ると、甘くて柔らかくて、食べやすいです。

しかも人間が丹精して育てているので、実が大きくて栄養密度が高いです。これは「当たり飯」です。

だから、畑や果樹園で被害が出るのは偶然ではなく、条件が揃っている必然です。

厄介なのは、全部食べ尽くされなくても「一口つつかれるだけで商品価値が落ちる」ことです。

果汁が出ると腐敗も進みやすく、被害が連鎖します。

家庭菜園や小さな果樹でも同じで、少しの穴あけが致命傷になりやすいです。

さらに、つつき跡からスズメバチやハエ類が寄ることもあります。

鳥の被害が虫の被害を呼び、二次被害になります。

追い払いが効きにくい理由

このタイプの被害は、追い払いよりも物理的に入らせない考え方が安定します。

ネットの張り方や隙間管理が甘いと、学習されて突破されやすいので、対策は「設置の精度」で差が出ます。

特に注意したいのは、ネットがたるんで果実に触れる状態です。

鳥はネット越しにつつけます。

だから「覆っているのに食われる」という悲劇が起きます。

ネットは果実から距離を取り、裾を地面や幹にしっかり固定する。これだけで被害率が変わります。

ネット対策の落とし穴

  • 裾が開いていて侵入口になる
  • ネットが果実に触れていて外からつつける
  • 設置後の点検をしない(小さな破れが拡大する)

花壇の被害で困っている方は、同じ発想で組めます。必要なら、花への食害対策をまとめた記事も参考にしてください。

ムクドリが花を食べる対策の実践(防鳥ネットと隙間管理)

こじ開け採食ガピング

地面で虫を探すムクドリを見ていると、嘴を差し込んでからこじ開けるような動きをすることがあります。

これはムクドリ科に見られる「ガピング」と呼ばれる採食スタイルで、土や芝の隙間を広げて、隠れている虫を引っ張り出すのに向いています。

見た目は地味ですが、これができる鳥は案外少ないです。

だからムクドリは、芝生や畑の「地中にいる虫」まで餌にできます。

この行動があるせいで、芝生や畑の端が「掘られたように見える」こともあります。

害の大きさは環境次第ですが、虫が多い場所ほどムクドリが執着しやすいのは事実です。

特に、雨上がりでミミズが上がってくる日、落ち葉の下に幼虫が多い場所、腐植が溜まっている場所は狙われます。

ガピングが頻発している場所は、地中害虫(コガネムシ類の幼虫など)の疑いも出てきます。

ガピングが増える環境の特徴

ガピングが増える場所は「柔らかい地面」です。

水分が多い、踏み固められていない、腐植が多い、芝の根が密でない、こういう条件が重なります。

つまり、庭の一角だけムクドリが集中して掘るなら、その場所の土壌環境が原因になっている可能性があります。

鳥の問題に見えて、実は土と虫の問題。ここを見抜けると、対策はぐっと現実的になります。

鳥だけ追っても、虫が湧き続ける場所はまた狙われます。

再発を減らすなら、虫の発生源(湿気・有機物・腐植)を整えるのが近道です。

対策を考えるなら、鳥だけでなく虫の発生源も同時に見直すと結果が安定します。

土壌害虫の疑いが強い場合は、被害の状況に応じて園芸の専門家や害虫駆除の専門家に相談し、最終的な判断は専門家にご相談ください。

ムクドリが何を食べると人間は困る?

ここからは「知識として知りたい」よりも、「困っている人の現場」に寄せます。餌付け、誤った給餌、被害拡大につながる食べ物の扱いを、危険度が高い順に整理します。

餌付けでパンはNG

結論から言うと、ムクドリに限らず野鳥へのパンの餌付けはおすすめしません

パンは手軽ですが、栄養が偏りやすく、食べ残しが環境を汚してトラブルを呼びます。

ここでいう「トラブル」は、単に鳥が増えるだけではありません。

餌がある場所に鳥が集まると、フンが落ち、臭いが出て、掃除が追いつかなくなります。

さらに、鳥が集まると、それを狙うカラスや野良猫が寄ることもあります。

つまり餌付けは、連鎖的に生活環境を変えてしまう行為です。

特に水辺や湿った場所では、残ったパンが腐敗して水質悪化の原因になり、病気リスクを押し上げます。

水辺でなくても、植え込みの影や排水の悪い場所でパンが湿ると、悪臭と虫(ハエ類など)が寄りやすくなります。

ムクドリの「餌付け」のつもりが、結果的に「害虫を呼ぶ餌」になってしまうのは、よく見る失敗です。

餌付けは一度成功すると、やめた後もしばらく通われることが多いです。

困りごとを増やさないためにも、安易な餌付けは避けてください。

どうしても餌付けをやめられない場合の最低ライン

理想は「やらない」ですが、現実に近所で続いているケースもあります。

その場合、最低ラインとして「食べ残しゼロ」「場所を固定しない」「周囲の清掃まで責任を持つ」が必要です。

これができないなら、餌付けは周囲への迷惑になりやすいです。

自治体や管理者が注意喚起している公園もありますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

もしすでに糞害が出ているなら、清掃の段取りも重要です。

乾いた糞は舞いやすいので、飛散を抑える手順が基本になります。

ムクドリのフン対処と掃除手順(飛散を抑える考え方)

与えてはいけない食べ物

人の食べ物には、鳥にとって危険なものが混ざります。

善意であっても、体格の小さい鳥は少量で体調を崩すことがあります。

特にネギ類・チョコレート系・アボカドはリスクが高いので、家の外に出ないように注意してください。

ここで強調したいのは、「野鳥は家畜と違って、健康状態を観察できない」点です。

体調を崩しても気づけず、結果的に弱って死んでしまうことがあります。

だから私は、野鳥に人間の食べ物を与える行為そのものをおすすめしません。

また、危険なのは“食材”だけではありません。

調理済みの食品、味付けの濃い加工品、油分の多い揚げ物、カビが生えたパンくずなども問題になり得ます。

鳥は小さいので、塩分や油分が一気に負担になりますし、腐敗したものは消化器トラブルの原因にもなります。

さらに、食べ物の欠片を置くと、鳥だけでなくネズミやゴキブリなどの“別の害獣・害虫”も呼び込みます。

野鳥に与えない方がよい食べ物の例(あくまで一般的な目安)

食べ物避けたい理由の方向性起こりやすい二次トラブル
玉ねぎ・長ねぎ・にら等体質によっては貧血につながる恐れ残渣で悪臭・虫寄せ
チョコ・ココア系刺激物質が代謝されにくい恐れ誤食事故、周囲の子どもも真似しやすい
アボカド鳥に有害とされる成分の懸念生ゴミ置き場が荒れる
アルコール少量でも影響が出やすい恐れ衛生悪化、他の害獣も誘引
味の濃い加工食品塩分・油分の偏り、体調不良の懸念カラスやネズミが寄る

ここは断定し過ぎないのが大事です。

個体差や状況で影響は変わりますし、正確な安全性は食材・量・状態にも左右されます。

心配な場合は、獣医師や野鳥の保護施設など専門家に相談してください。

注意

「少しだけなら大丈夫」と考えるのが一番危険です。野鳥は体が小さく、少量でも影響が出る可能性があります。人間用の食べ物は与えない方が安全です。

ヒナの餌と保護の注意

落ちているヒナを見つけると、つい助けたくなります。

ただ、巣立ち直後のヒナは地面にいるのが普通のこともあり、親が近くで給餌している場合は「拾うこと」が逆効果になり得ます。

現場で一番多いのが、「ヒナを保護したつもりが、親から引き離してしまった」ケースです。

ヒナは見た目が弱そうでも、親が近くにいて給餌しているなら、その場所が“育つ場”です。

まず確認したいチェックポイント

私のおすすめは、まず距離を取って観察です。

チェックはシンプルで構いません。

羽毛がしっかり生えているか、動けるか、出血や明らかな骨折がないか、周囲に親鳥が来ているか。車道や猫のいる場所など危険が差し迫っているなら別ですが、そうでないなら“少し様子を見る”が安全な場合があります。

観察の目安(あくまで一般的)

  • 親鳥が近くで警戒している、鳴いている
  • ヒナが自力で移動できる(よちよちでもOK)
  • 明らかな外傷が見当たらない

どうしても介入が必要そうなら、自治体の担当窓口や傷病鳥の受け入れ先に連絡して指示を仰ぐのが安全です。

ここで重要なのは、野鳥は原則として勝手に捕まえたり飼ったりできないという点です。

ルールは地域運用も絡みますが、基礎として法令の考え方を押さえることが大切です。

(出典:e-Gov法令検索『鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律』)

ヒナに安易に与えがちな餌(パン・牛乳など)は、消化や栄養の面で問題が出ることがあります。救護は自己流で進めず、専門家の指示を優先してください。

なお、救護の判断は難しいです。

ネットの情報だけで断定せず、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

迷う場合は、野鳥の保護施設や獣医師など専門家に相談し、最終的な判断は専門家にご相談ください。

農作物被害と対策

ムクドリの食べ物が果物寄りになると、農作物や家庭菜園への被害が出やすくなります。

果実は「栄養効率が良い」ので、一度おいしい場所だと学習されると厄介です。

追い払いだけだと慣れが出て、場所を少しずらして居座ることもあります。

ここで大事なのは、ムクドリを“悪者”として見ても解決しない点です。

ムクドリは、食べやすい・安全・繰り返し食べられる場所に通います。

つまり、被害が続く場所は、鳥にとって条件が良すぎます。

被害が増えやすいタイミング

被害が増えるのは、収穫直前の「甘みが乗った瞬間」です。

サクランボ、ブドウ、ナシなどは代表格で、一口つつかれただけで商品価値が落ちるものが多いです。

家庭菜園でも同じで、完熟を待っていると先にムクドリに見つかることがあります。

対策は、完熟直前から動くのが基本です。

対策の基本は次の3段です。

  • 物理遮断:防鳥ネットで侵入を断つ(隙間ゼロが重要)
  • 誘因の削減:落果・食べ残し・生ゴミを放置しない
  • 定着の阻止:止まり木や集合場所を作らない

現場で効きやすい優先順位

私は、まず物理遮断を優先します。

威嚇は「効いている間だけ」ですが、ネットは「入れない限り食えない」からです。

次に誘因削減。最後に定着阻止(止まり場・ねぐら)。この順で組むと、再発が減りやすいです。

生活被害(騒音・糞害)に広がっている場合は、ねぐらや電線周りの対処も絡んできます。

状況が近い方は、段取りを具体化した記事も役に立つはずです。

ムクドリの電線の騒音と糞害の対処ガイド

なお、費用や工事が絡む規模の対策(大面積ネット、施設の改修など)は、状況次第で最適解が変わります。

断定せず、複数の専門家の意見も参考にして、最終的な判断は専門家にご相談ください。

ムクドリは何を食べる?:まとめ

ムクドリは何を食べるのか、その答えは一言で固定できません。

木の実や果物を中心にしながら、春夏は虫やミミズへ寄り、秋冬は実のなる木や街路樹の資源を使います。

そして人の暮らしの近くに食べ物があるほど、定着しやすくなります。

だから「餌」を理解することは、観察にも対策にも直結します。

逆に言えば、餌の構造を見ないまま追い払いだけを繰り返すと、いたちごっこになりがちです。

対策のコツは、ムクドリを「気合いで追い払う」より、食べ物・止まり場・ねぐらの3点で環境を組み替えることです。

特に餌付けやパンの放置は、善意でも被害を増やしやすいので注意してください。

餌付けは鳥を助けるつもりでも、結果的に群れを固定し、糞害や騒音で人間側が困り、最終的に鳥にも不利益が出る流れになりやすいです。

ムクドリの被害は「餌の供給」が根っこです。

餌がある限り戻ってきます。

餌を減らし、止まり場を作らず、ねぐらを作りにくい環境に寄せる。

地味ですが、この三本柱が一番ブレません。

法律や救護の扱いは地域や状況で変わることがあるため、正確な情報は自治体などの公式サイトをご確認ください。

虫退治の現場では「原因が残ると再発する」が鉄則です。

ムクドリも同じで、食べ物の発生源を潰せば、被害は現実的に落とせます。

なお、飼育や保護を検討している方は、法的な注意点も必ず押さえてください。

ムクドリの飼育は可能?法律と病気リスクの整理

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この記事を書いた人

名前(愛称): クジョー博士
本名(設定): 九条 まどか(くじょう まどか)

年齢: 永遠の39歳(※本人談)
職業: 害虫・害獣・害鳥対策の専門家/駆除研究所所長
肩書き:「退治の伝道師」

出身地:日本のどこかの山あい(虫と共に育つ)

経歴:昆虫学・動物生態学を学び、野外調査に20年以上従事
世界中の害虫・害獣の被害と対策法を研究
現在は「虫退治、はじめました。」の管理人として情報発信中

性格:知識豊富で冷静沈着
でもちょっと天然ボケな一面もあり、読者のコメントにめっちゃ喜ぶ
虫にも情がわくタイプだけど、必要な時はビシッと退治

口ぐせ:「彼らにも彼らの事情があるけど、こっちの生活も大事よね」
「退治は愛、でも徹底」

趣味:虫めがね集め

風呂上がりの虫チェック(職業病)

愛用グッズ:特注のマルチ退治ベルト(スプレー、忌避剤、ペンライト内蔵)

ペットのヤモリ「ヤモ太」

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