ムクドリとスズメのフンと騒音に効く 防鳥ネット網目サイズ

ムクドリとスズメの違いがわからない、見分け方が知りたい。ベランダにフンが落ちる、鳴き声がうるさい、戸袋でガサガサ音がする……。

さらに、雛や幼鳥だと判別が難しく、巣を奪うような行動まで見かけると「どっちが原因?」と不安になりますよね。

被害の正体が曖昧なままだと対策がズレて、ネットの網目サイズを間違えてやり直しになるケースが本当に多いです。

この記事では、ムクドリとスズメの違いをスパッと見分けるコツから、フンや騒音の対策、防鳥ネットの選び方、駆除や鳥獣保護管理法の注意点までまとめます。

「見分けがつけば終わり」ではなく、見分けたあとに何をすべきかまで順番に整理していきます。状況に合った対策に絞って実行できるように、家庭で再現しやすい方法を中心に解説します。

この記事を読むことで理解できる内容は以下のとおりです。

  • ムクドリとスズメの見分け方の要点
  • 雛・幼鳥でも迷いにくい判断基準
  • 戸袋やベランダで起きる被害と原因
  • 防鳥ネットの網目サイズと施工のコツ
目次

ムクドリとスズメの見分け方

最初にやるべきは「原因の鳥を特定すること」です。ムクドリとスズメは似て見える場面もありますが、見分け方には“決定打”があります。ここを押さえると、対策の精度が一気に上がります。

ここで大事なのは、写真のような理想条件ではなく、現実の「逆光」「距離がある」「一瞬で飛んだ」「雛で模様が薄い」といった場面でも判定できることです。ですので私は、まず大きさ→次に顔やくちばし→最後に行動、という順番で見分けます。

ムクドリとスズメの大きさ

見分け方で一番ブレないのは大きさです。色や模様は光の当たり方で誤認しますが、サイズ差は裏切りません。ここを最初に押さえるだけで、判定ミスはグッと減ります。

まずは「ひと回り」ではなく「別サイズ」と認識

ムクドリは体長の目安が約24cm、スズメは約14〜15cm。

数字だけ見ると「10cm差か」と軽く感じますが、実際に野外で見ると別種レベルでサイズ感が違います。

スズメは手のひらに収まる小ささ、ムクドリは胸や胴が太く、同じ距離でも存在感が出ます。

群れで地面を歩いていると、ムクドリは“黒い塊”に見え、スズメは“点々”に見えることが多いです。

迷ったらまず大きさ。体感で「スズメの約1.6倍」くらい違います。

遠目で見えにくい時のコツ:比較対象を作る

距離があると大きさが掴みにくいので、私は「周りの物」を物差しにします。

たとえば手すりの太さ、電線の太さ、室外機のサイズ、植え込みの葉の大きさ、コンクリートブロックの穴の直径などです。

ムクドリは電線に止まると脚と胴が目立ち、全体が太く見えます。

スズメは電線に止まっても丸くてコンパクトです。

もし近くにハトやカラスがいればさらに分かりやすく、ムクドリはハトより小さく、スズメはムクドリよりずっと小さい、という階段を意識すると誤認しません。

項目ムクドリスズメ現場での見え方
体長の目安約24cm約14〜15cmムクドリは“ひと回り大きい”ではなく“別サイズ”
シルエットずんぐり、尾が短め小型で丸いムクドリは胴が太く、群れると存在感が強い
移動の印象地面を歩くように移動ぴょんぴょん跳ねる動き方もサイズ感の補助情報になる

なお、混同しやすいのがヒヨドリです。

ヒヨドリはムクドリよりさらに大きく、尾が長く見えることが多いので、サイズ比較の基準として覚えておくとラクです。

現場だと「ムクドリかヒヨドリか」で迷うこともありますが、その場合もサイズと尾の長さ、そして次に説明するくちばしや脚の色で決め切れます。

写真で見ると差が小さく感じますが、同じ電線に止まった時の“胴の太さ”で判断すると速いです。

迷う人ほど、胴回りに注目してください。

くちばし色での見分け方

次の決定打はくちばしの色です。

ムクドリは成鳥だと、くちばしが鮮やかなオレンジ寄りに見えることが多く、遠目でも目立ちます。

サイズと合わせると、ほぼ一発で判定できる場面が増えます。

成鳥の判定は「色」と「見え方」のセット

ムクドリのくちばしは、光が当たると黄色〜オレンジに見え、脚も同系色に見えることがあります。

一方でスズメは、成鳥では黒っぽく見えることが基本です。

ただ、曇天や夕暮れでコントラストが落ちると、スズメのくちばしが「黒」ではなく「濃い茶」に見えることもあります。

ここで誤判定を防ぐために、私はくちばしだけで結論を出さず、大きさ→くちばし→顔の順に複数条件で詰めます。

注意:幼鳥は色が鈍く見えることがあります。くちばし色だけに頼らず、次の「模様」と「大きさ」もセットで確認してください。

幼鳥がややこしい理由と、外さない確認手順

雛・幼鳥は、口角が黄色く見えたり、くちばしが淡く見えたりして、色の情報がブレます。

特にスズメの幼鳥は“黄色い縁取り”が残りやすく、初心者の方ほど「ムクドリのくちばしも黄色っぽいって聞いたし…」と迷いがちです。

ここで外さない手順は簡単で、まず大きさで切り分け、次に体の印象(胴の太さ)、最後に頬の模様で確定させます。

くちばし色は補助輪として使う、これが一番安全です。

くちばし色は「決め手」になりやすいが、幼鳥では「補助情報」。この意識だけで迷いが減ります。

スズメは成鳥だと黒っぽいくちばしが基本ですが、季節や個体差、若鳥で淡く見えることもあります。

ですので、判断は単独ではなく複数要素の合算が安全です。

特に「距離がある」「一瞬しか見えない」状況なら、次の顔の模様を意識しておくと一気に確度が上がります。

頬の模様と羽色の違い

顔の模様は、近距離で見えればかなり強い識別ポイントです。

ムクドリとスズメは、同じスズメ目でも科が異なり、顔つきの“記号”が違います。

ここを押さえると、写真なしでも会話で説明しやすくなります。

頬に黒い点が見えたらスズメ、白っぽく抜ける感じならムクドリ寄りです。

頬の見え方は「点」か「抜け」かで覚える

スズメは頬に黒斑が入り、遠目でも「頬に点がある」印象が出ます。

ムクドリは頬が白っぽく抜けることがあり、点というより“明るいパッチ”に見えます。

もちろん、逆光や枝被りで見えない時もありますが、その場合は羽色と行動で補います。

羽色は印象でOK:ムクドリは暗め、スズメは茶色系

羽色は、ムクドリは全体に黒褐色〜灰褐色でコントラストが弱め、スズメは茶褐色と黒の縦斑が出やすい傾向があります。

ムクドリは飛ぶと腰の白っぽい部分がチラッと目立つことがありますが、これは見える角度に左右されます。

スズメは背中の茶色が目立ちやすいので、電柱やブロック塀に止まっていると“茶色い小鳥”として視認しやすいです。

夕方の薄暗い時間は色がつぶれます。そんな時は頬の模様よりも、「体の太さ」「尾の長さ」「動き方」を優先したほうが外しません。

行動の違いも補助情報になる

ムクドリは地上採餌が強く、芝生や畑を歩くように移動しながら虫を探すことがあります。

スズメは地上でも採餌しますが、移動がぴょんぴょんとホッピングになりやすいです。

もちろん例外はありますが、模様が見えないときの補助として覚えておくと便利です。

ただし逆光や夕方の見え方で印象が変わるので、顔の模様とセットで確認しましょう。

ここまでの「大きさ」「くちばし」「頬」で8割は決まります。

残り2割は次の「雛・幼鳥」で迷うケースなので、そこを長めに解説します。

雛・幼鳥の見分け方

雛や幼鳥の見分け方は、検索でも特に多い悩みどころです。

ここはハッキリ言います。色より大きさが優先です。

雛・幼鳥は「成鳥の特徴が薄い」ことが多いので、色や模様に頼るほど迷います。

黄色っぽい口元は雛・幼鳥にありがちです。だからこそ大きさを最優先にしてください。

スズメの幼鳥は「口角が黄色」「頬の点が薄い」

スズメの幼鳥は、口角に黄色いフチが残りやすく、パッと見で「口が黄色い」と感じます。

さらにやっかいなのが、スズメのトレードマークである頬の黒斑が、幼鳥では薄い、または見えにくいことがある点です。

つまり、成鳥の見分け方をそのまま当てはめると迷うわけです。

ムクドリの幼鳥は「全体が淡く」「顔がのっぺり」

ムクドリの幼鳥は、成鳥ほど黒みが強くなく、全体に淡い茶褐色〜灰褐色に見えることがあります。

頬の白斑もはっきりしない個体があり、顔がのっぺり見えることもあります。

くちばしや脚もくすんだ色に見える場合があるので、「オレンジのくちばしがない=ムクドリじゃない」と結論づけるのは危険です。

外さない判定フロー:1秒で決める順番

私が現場でやる判定フローはこうです。

①大きさ → ②胴の太さ → ③顔の印象(頬の点) → ④くちばしの色(補助)

判断のコツは、目安で構いませんので「手のひら感」で比較することです。

スズメは小さく、ムクドリは明らかに大きいです。

ここさえ外さなければ、迷いは激減します。

特に「地面に落ちている」「壁際でうずくまっている」個体は、尾が短く見えてサイズ感を誤りがちなので、胴の太さを必ず見てください。

大事な注意:落ちている雛を見つけても、すぐに持ち帰るのはおすすめしません。保護や対応の可否は地域や状況で変わります。最終判断は自治体や専門家、野鳥対応の窓口へ相談してください。

「助けたい」と「触らないほうがいい」が両立する場面

一番悩むのはここだと思います。結論から言うと、雛の状態や周囲環境によって最適解が変わります。

親鳥が近くにいる場合もあれば、人が近づきすぎることで親鳥が警戒して戻らない場合もあります。

車道の真ん中など明らかに危険な場所なら移動が必要な場合もありますが、自己判断が難しいからこそ、自治体や野鳥の窓口に相談して「今できる最善」を選ぶのが安全です。

私のサイトは害獣・害鳥対策が主軸ですが、こういう場面は“正しさ”より“安全”が優先だと考えています。

巣を奪う競合と戸袋

戸袋でガサガサ音がする、雨戸の裏で羽ばたき音がする。こういう悩みは本当に多いです。

ムクドリとスズメは、どちらも建物の穴を巣に使うことがあり、繁殖期には場所取りが激しくなります。

しかも戸袋は暗くて狭く、外敵が入りにくいです。鳥にとっては“理想的な物件”なんですよね。

戸袋が狙われる理由:樹洞の代わりになる

ムクドリとスズメは、本来は樹洞(木のうろ)や岩の隙間などを利用するタイプですが、都市部ではそうした場所が少ないため、人工物に置き換わります。

戸袋、屋根の隙間、換気口、配管穴、エアコンのスリーブなどが代表例です。

つまり、被害が出る家は「鳥が入りやすい形」になっていることが多く、鳥の性格というより家の構造が原因になっているケースも少なくありません。

巣を奪うのは“性格”より“物理条件”

スズメは小さいので、ほんの小さな隙間から先に入り込んで巣作りを始めます。

そこへ、入口が広い環境だとムクドリが侵入でき、結果として巣を奪うような形になることがあります。

ムクドリは体格と押しの強さで優位に立ちやすく、スズメが追い出されることもあります。

ただし、これはムクドリが必ず奪うという話ではなく、「入口が大きい」「中が広い」「足場がある」など、侵入しやすい条件が揃っていると起きやすい現象です。

現場感としては、戸袋・屋根の隙間・換気口まわりが“定番の侵入口”です。

穴のサイズ管理が、実は最大の防除ポイントになります。

見落としがちな二次被害:ダニと衛生

戸袋や壁の隙間で営巣されると、問題は「音」や「フン」だけに留まりません。

巣材が湿気を含むと不衛生になりやすく、鳥に寄生するダニが増え、室内へ侵入するケースがあります。

特に巣立ち後に放置すると、巣の残骸が温床になることも。掃除と封鎖はセットで考えたほうが安全です。

ただし、卵や雛がいる巣を無理に撤去するとトラブルの原因になります。

次章で、法律面も含めて安全な対策手順をまとめます。

ムクドリとスズメの被害対策

ムクドリとスズメの被害は「フン」「騒音」「営巣」の3つが柱です。対策の基本は、捕まえることではなく寄せつけない・入れない。ここを軸に、ベランダや戸袋など生活圏で再現性の高い方法を紹介します。

そして、ここからが重要なのですが、鳥害対策は「道具を買う」よりも「設計と施工」で差が出ます。ネットを張っても端に隙間があれば意味が薄く、逆に道具が最低限でも隙間を潰せば効果が出ることもあります。順番を守れば、無駄な出費も減らせます。

ベランダのフン被害対策

ベランダのフンは、放置するとこびりつき、掃除が地獄になります。

まずは現実的に、掃除の負担を増やさない設計に寄せましょう。

鳥は「止まりやすい場所」と「安心できる場所」を見つけると、同じ場所を繰り返し使います。

つまり、フンが落ちるのは偶然ではなく、“ルーティン化”していることが多いです。

フン被害は「止まり場」を断つのが近道です。

止まり場の特定:フンの落ち方で逆算する

まずやるべきは、フンの場所から「どこに止まっているか」を逆算することです。

手すりの上、物干し金具、室外機の上、エアコン配管のカバー、ベランダ天井の梁、雨樋の近く。だいたいこの辺に“定位置”があります。

フンの落ち方が線状なら手すり、点状で集中するなら室外機上、壁際に寄るなら高い位置の止まり場、というようにパターンが見えてきます。

掃除は「舞わせない」「触れない」を優先

掃除は、乾いた粉塵が舞わないように軽く湿らせ、手袋・マスクを使ってください。

健康に関わる可能性があるため、体調不安がある方は無理せず専門業者へ相談をおすすめします。

特に乾燥したフンをほうきで掃くのは、粉が舞って吸い込むリスクが上がるので避けたほうが無難です。

拭き取り→袋へ→周辺を軽く洗い流し、という順が安全寄りです。

再発防止:物を置かない・足場を減らす・隠れ場所を作らない

手すり・物干し金具・室外機の上など、鳥が“居座れる場所”があるとフンは落ち続けます。

可能なら、止まりやすい水平面を減らし、物を置かない期間を作るだけでも変わります。

ダンボール、植木鉢の受け皿、使っていない物干しラックなどは、鳥にとって“隠れ場所”にも“足場”にもなるので、片付けるだけで状況が改善することがあります。

鳥は「見通しが良いのに、すぐ逃げ込める場所」を好みます。ベランダはまさにそれ。人が出てきた瞬間に飛べるよう、手すり近くを定位置にすることが多いです。

ムクドリのフンの見え方や時期について、もう少し踏み込んで知りたい方は、次の記事も参考になります。

ムクドリのフンが黒い理由と対処法

鳴き声騒音とねぐら問題

鳴き声が問題になりやすいのは、ムクドリが集団ねぐらを作るパターンです。

夕方〜夜にかけて電線や街路樹に集まり、ギャーギャーと騒がしくなることがあります。

これが厄介なのは、被害が「家の中」に限定されず、地域全体の問題になりやすい点です。

注意:騒音対策は、ご近所トラブルに直結します。大音量の音で追い払うなどは、周囲への配慮が必要です。最終的な判断は管理会社・自治体・専門家に相談してください。

「ねぐら」は季節性が強い:困る時期が偏る

ムクドリは繁殖期にはペアで行動しやすい一方、繁殖が落ち着く時期に群れが大きくなりやすい傾向があります。

つまり、うるさい時期と静かな時期がハッキリ分かれます。

「最近突然うるさくなった」と感じるのは、鳥が増えたというより、行動のモードが切り替わった可能性があります。

個人宅での現実解:ねぐらを動かすより“自宅を選ばせない”

個人宅で現実的なのは、ねぐらそのものを動かすことより、自宅に近い止まり場を作らせないこと。ベランダ周りや戸袋付近の侵入対策を先に固める方が、成果につながりやすいです。

なぜなら、街路樹や電線の対策は行政や電力会社が関与する領域で、個人が勝手に加工できません。

一方、自宅の止まり場・侵入口は自分で管理できます。

やりがちな失敗:追い払いだけで終わらせる

追い払いを一時的に成功させても、止まりやすい構造が残っていれば戻ってきます。

鳥は学習しますし、「ここは安全」「ここは餌がある」と覚えます。

騒音対策は、追い払いよりも、止まり場を作らせない・侵入口を塞ぐ・ベランダに居座れない環境にする、のほうが長期的に効きます。

ムクドリが季節で移動し、ねぐらが変わる話も含めて整理した記事があります。

ムクドリは渡り鳥?いなくなる時期

防鳥ネット網目サイズ選び

ネット選びで一番重要なのは網目サイズです。

ここを外すと「張ったのに入ってくる」が起きます。

多いのは、畑用の大きめネットをベランダに転用し、スズメが普通に出入りしてしまったパターンです。

ベランダは鳥が足場を確保しやすいので、網目サイズの基準は農業用途より厳しめに考えたほうが失敗しません。

スズメも止めたいなら、目安は20mm以下。より確実にいくなら15mmクラスが安全です。

網目サイズは「鳥の体」ではなく「頭が通るか」で考える

防鳥ネットは、胴体が通らなくても頭が通れば突破されることがあります。

特にスズメは体が柔らかく、穴がわずかに広がると通り抜けることがあります。

ネットは張り方でたわみが出ると、実質的に網目が広がります。

つまり、網目サイズは素材の数字だけでなく、施工で性能が上下するということです。

目安の網目サイズムクドリスズメ用途のイメージ
15mm前後侵入しにくい侵入しにくいベランダ・戸袋など“住宅の穴”対策向き
20mm前後侵入しにくい状況により注意バランス型、施工精度が重要
30mm前後ある程度は抑えやすいすり抜けリスク畑の被覆など用途限定になりがち

素材と色の選び方:耐久と景観、そして安全

素材は、屋外耐久を考えるとポリエチレン系が扱いやすいです。

景観重視なら黒系が目立ちにくい傾向があります。

さらに、ベランダ周りは火気(喫煙、花火、BBQなど)や熱源(室外機の排熱)も絡む場合があるので、難燃性など安全面の仕様も確認したいところです。

施工が9割:隙間ゼロとテンション管理

ネットは「面」を覆っても、端に隙間があれば鳥はそこを狙います。

特にムクドリは賢く、スズメは執念深いです。

端部はワイヤーや結束具でしっかり固定し、たわみを減らしましょう。

ネットがたわむと、鳥が絡まる事故が起きる可能性もあります。

見た目だけでなく安全性の面でも、ピンと張る施工が基本です。

注意:ネットが緩いと絡まり事故が起きる場合があります。小さなお子さんやペットが触れる場所では、設置位置と固定方法を慎重に検討してください。

駆除は鳥獣保護管理法注意

ここは強めに注意喚起します。

ムクドリもスズメも野生鳥獣で、勝手に捕まえたり傷つけたりすると法律違反になる可能性があります。

鳥害で困っていると、つい「追い払う」を超えて「捕まえる」に気持ちが寄りがちですが、ここで一線を越えるとリスクが大きいです。

法律の要点:無許可の捕獲・殺傷は原則として禁止され、卵や雛がいる巣の撤去も「捕獲に準ずる」と判断されることがあります。

「捕獲」「卵の採取」は原則禁止、例外は許可が必要

鳥獣保護管理法では、鳥獣や鳥類の卵の捕獲等が原則として禁止され、必要な場合は環境大臣や都道府県知事の許可など、制度に沿った手続きが求められます。

制度の考え方を確認する一次情報として、環境省の説明ページが分かりやすいです。

(出典:環境省「捕獲許可制度の概要」)

個人宅の現実解は「予防」:入れないのが一番強い

だからこそ、個人宅の現実解は予防(侵入させない)です。

すでに巣がある場合は、状況により対応が変わります。

無理に触らず、管理会社や自治体、専門家へ相談してください。

相談の目安:こんな時は自治体や専門業者へ

具体的には、次のような場合は早めの相談がおすすめです。

戸袋の奥で鳴き声が続く、室内にダニのようなものが出始めた、ベランダで毎日のように営巣資材が運ばれている、フンが大量で清掃が追いつかない、近隣から苦情が出ている。被害が生活の質に直結しているなら、我慢し続けるより、相談して最短ルートを選ぶ方が結果的に安く済むこともあります。

雛の扱い、飼育の可否、病気や衛生面の注意などを深掘りした記事もあります。

ムクドリの飼育は可能?法律と注意

ムクドリとスズメ対策まとめ

ムクドリとスズメの対策は、結局正体の見極め侵入経路の封鎖に集約されます。

ベランダのフンや鳴き声で悩んでいる方ほど、勢いで駆除に走るより、まずはネットと隙間管理で「入れない環境」を作るのが安全で確実です。

見分け方は大きさ優先、防鳥ネットは網目サイズ優先。ここを外さないだけで失敗は激減します。

最後にもう一度:この順番でやれば失敗しにくい

私が読者の方におすすめする順番は、まず「鳥の特定(大きさ→顔→くちばし)」、次に「止まり場・侵入口の特定」、最後に「ネットで物理的に遮断」です。

追い払い系の対策は“補助”として使い、根本は構造で解決する。この考え方がブレなければ、遠回りしません。

数値は目安、最終判断は専門家へ

ただし、数値や方法はあくまで一般的な目安で、建物形状・被害状況・地域ルールで最適解は変わります。

正確な情報は公式サイトをご確認ください。迷った場合は、管理会社・自治体・専門家への相談が最短ルートです。

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この記事を書いた人

名前(愛称): クジョー博士
本名(設定): 九条 まどか(くじょう まどか)

年齢: 永遠の39歳(※本人談)
職業: 害虫・害獣・害鳥対策の専門家/駆除研究所所長
肩書き:「退治の伝道師」

出身地:日本のどこかの山あい(虫と共に育つ)

経歴:昆虫学・動物生態学を学び、野外調査に20年以上従事
世界中の害虫・害獣の被害と対策法を研究
現在は「虫退治、はじめました。」の管理人として情報発信中

性格:知識豊富で冷静沈着
でもちょっと天然ボケな一面もあり、読者のコメントにめっちゃ喜ぶ
虫にも情がわくタイプだけど、必要な時はビシッと退治

口ぐせ:「彼らにも彼らの事情があるけど、こっちの生活も大事よね」
「退治は愛、でも徹底」

趣味:虫めがね集め

風呂上がりの虫チェック(職業病)

愛用グッズ:特注のマルチ退治ベルト(スプレー、忌避剤、ペンライト内蔵)

ペットのヤモリ「ヤモ太」

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