電気の中にゴキブリっぽい影が見えた瞬間、背筋がゾワッとしますよね。シーリングライトの電気カバー内に黒い点が動く、コンセント付近でゴキブリを見た、家電の裏から出てきた……こういう状況は、放置すると不安が増えるだけです。
しかも厄介なのは、気持ち悪いだけで終わらないこと。コンセント周りのホコリと湿気が重なるとトラッキング現象の心配も出てきますし、家電やPCの内部に入り込むと故障につながることもあります。LEDだから虫が寄りにくいと聞いたのに、なぜ?虫ブロックって本当に効く?隙間テープで塞げばいい?電気工事士法的にどこまで自分でやっていい?——疑問が一気に湧くのが普通です。
この記事では、電気の中にゴキブリが入り込む理由から、場所別の安全な対処、再発させない封鎖と管理まで、手順を崩さずに解説します。焦って間違った対処をすると危険が増えるので、落ち着いて一緒に片付けましょう。
この記事を読むことで理解できる内容は以下のとおりです。
- 電気の中にゴキブリが入る主な理由
- シーリングライト・コンセント・家電の危険ポイント
- 安全に駆除して再発を止める手順
- 封鎖・掃除・ベイト剤での恒久対策
電気の中にゴキブリが来る理由と危険
電気の中は、ゴキブリにとって「暖かい・狭い・暗い」が揃いやすい場所です。さらに一度入り込むと、フンや死骸が残って誘引が続くこともあります。ここでは、なぜ起きるのかと、起きたときに何が危ないのかを先に押さえます。
結論から言うと、電気の中にゴキブリが来るのは偶然ではなく、住環境の条件が重なった“結果”です。だからこそ、怖がるだけで終わらせずに、仕組みを理解して順番に手を打つと、再発の確率はガクッと落ちます。
シーリングライトに虫がいる原因

シーリングライトの中に虫がいるとき、まず疑うべきは侵入経路の隙間です。照明器具は密閉に見えても、天井側の配線穴まわり、引掛シーリングの取り付け部、カバーの回転ロック部などに数ミリの逃げが生まれがちです。
ゴキブリは狭いところに体を押し付けるのが得意で、背中と腹が触れるような隙間ほど落ち着きます。照明器具は点灯中にほんのり暖かく、消灯後も余熱が残りやすい。暖かさ+暗さ+狭さが揃うので、休憩所や越冬場所として選ばれやすいわけです。
侵入が起きやすい「二重ルート」
現場で多いのは、侵入が一方向だけではないケースです。ひとつは天井裏(屋根裏や天井内)から、配線穴や器具取り付け部の隙間を通って侵入するパターン。もうひとつは室内側から壁や天井面を伝って器具のカバー接合部へ到達し、そこから入り込むパターンです。特に、カバーが回転式で「最後までカチッと固定されていない」場合、本人は閉めたつもりでも隙間が残っていることがあります。
「動く影」以外のサインも見逃さない
ゴキブリは目立つ場所で長居しません。だから、照明カバー内に影が見える時点で「一匹だけ」とは限りません。フンの粒が点々と付く、カバー内に茶色い汚れがある、外したら乾いた死骸が出る、こういったサインがあれば、侵入が繰り返されていた可能性が高いです。フンは仲間を呼ぶ匂いの元にもなり得るので、見つけたら“掃除で匂いを断つ”意識が重要になります。
豆知識:「虫が光に集まる」話はよく聞きますが、ゴキブリは光よりも隠れ家と温度の影響が大きい場面が多いです。だからこそ、照明の種類だけで油断しないのがコツです。
今すぐできるチェックと優先順位
クジョー博士のおすすめは、いきなり買い替えに走る前に、次の順で確認することです。まずカバーの固定状態(ズレ・浮き・パッキン劣化)を確認。次に器具と天井面の隙間を目視で確認。最後に、照明の周囲(天井近くの壁紙の継ぎ目・配線の出入口)に隙間がないかを確認します。ここで大事なのは、「侵入経路を減らす」→「汚れを消す」の順。汚れだけ拭いても隙間が残っていれば、同じことが起きます。
ポイント:照明の虫対策は、見える虫を片付けるだけでは半分です。隙間を減らし、フン・死骸の匂いを消すところまでやると、体感で再発が減ります。
コンセントのゴキブリはどこから

コンセントからゴキブリが出てくるように見えるのは、壁の中が「移動ルート」になっていることが原因です。壁内には配線スペースがあり、床下・天井裏・配管まわりとつながっている家も少なくありません。そこを通ってプレートの隙間や差し込み口まわりに顔を出すことがあります。
壁の中は「巣」ではなく「道路」になりやすい
誤解されがちですが、コンセント“だけ”が原因というより、壁内空間が行動範囲になっているのが本質です。床下やキッチン下の配管周り、換気口の隙間などから侵入して、配線の通り道を利用して移動する。そこにコンセントボックスがあると、室内へ出る出入口として使われます。つまり、目の前に出てくる場所がコンセントでも、侵入の根っこは別の場所にあることが多いんです。
注意:コンセントの穴に殺虫スプレーを噴射するのは危険です。可燃性ガスや液剤が内部に回り込むと、ショートや発火のリスクが上がります。電気の部品が関わる作業は、無理をしないのが鉄則です。
「やっていいこと」と「やらないこと」を線引きする
コンセント周りは、気持ち悪さで冷静さを失いやすい場所です。だから、最初に線引きします。自分でやっていいのは、表面の清掃、周囲の整理、侵入のきっかけを減らすこと。たとえば、プラグを抜いて(安全が確保できる範囲で)乾いた布でホコリを落とす、コンセントの前に段ボールや袋類を置かない、床や巾木周辺をこまめに掃除する。これだけでも「出やすさ」は変わります。
壁内の集団に効かせる発想は“周辺で落とす”
ここで大事なのは、ゴキブリを「コンセントの中で倒す」発想を捨てること。壁内の巣に効かせるなら、後で解説するベイト剤(毒餌)を周辺に設置して、戻った個体ごと連鎖させるほうが安全で現実的です。
設置のコツは、コンセントに直接触れない距離で、かつゴキブリが通りやすい“壁際のライン”を狙うこと。壁沿い、家具の裏、冷蔵庫横、シンク下の奥など、ゴキブリは広い床の真ん中より、物陰をなぞるように動きます。そこへ小さく点々と置く。たくさん盛るより、複数ポイントで接触率を上げるのがコツです。
補足:賃貸で「壁内が怪しい」と感じたら、管理会社へ相談するのも手です。構造的な隙間(配管の貫通部など)が原因の場合、入居者が手を出しにくい箇所もあります。
家電のゴキブリ故障リスク

家電の内部にゴキブリが入り込むと、厄介なのは「見えない場所で事故が起きる」点です。たとえば冷蔵庫の背面下部は、熱と湿気が同居しやすく、潜みやすい条件が揃います。ゲーム機やPCも、排熱で内部が暖かく、吸気口から入り込むケースがあります。
故障の入口は大きく3つ。①基板上での接触・ショート、②フンや死骸による汚損、③ファンや可動部の詰まりです。特に精密機器は、軽いショートでも致命傷になりやすく、データや設定が吹き飛ぶ可能性もあります。
なぜ家電内部が“巣”になりやすいのか
家電は外側から見ると堅牢ですが、中は配線・基板・モーター・放熱フィンなどが入り組んだ迷路です。ゴキブリは狭所が得意なので、こうした構造は最高の隠れ家になります。しかも、冷蔵庫の下部や背面は掃除が行き届きにくく、ホコリや食べカス、油汚れが溜まりやすい。餌と水と温度が揃えば、ゴキブリにとって“安全地帯”が出来上がります。
故障のパターンを知ると「初動」が速くなる
家電のゴキブリ被害で怖いのは、突然の故障です。例えば、ファンに死骸が絡むと回転が落ちて熱が逃げず、結果として内部温度が上がります。基板上で体液や湿った死骸が導通してショートが起きれば、焼損する可能性もあります。音が変、焦げ臭い、動作が不安定、勝手に落ちる、電源が入ったり切れたりする――こういう症状があるなら、まずは安全第一で止める判断が必要です。
現場感のある判断基準:焦げ臭い、動作が不安定、ファンが異音、再起動を繰り返すなどがあるなら、まず電源を落としてコンセントを抜く。そのうえでメーカーの案内を確認し、必要なら修理窓口へ相談しましょう。保証の扱いは機種や規約で変わるので、最終判断はメーカー・専門業者に確認が安全です。
「掃除できる範囲」と「触らない範囲」を分ける
家電の内部清掃は、基本的に分解が必要なものが多く、無理すると破損や感電のリスクがあります。家庭で安全にできるのは、外装の拭き取り、背面や下面のホコリ取り(電源を抜いた状態で)、設置場所の清掃と整理です。冷蔵庫なら背面下部のホコリを取り、床の油汚れを落とす。テレビやゲーム機なら、吸気口のホコリを軽く取って、周辺で飲食をしない。こうした“周辺整備”だけでも、侵入リスクは下がります。
キッチン周りの盲点チェックは、関連記事のクロゴキブリ一匹だけ見た場合の盲点と対策も参考になります。家電裏は「いつの間にか条件が揃う」代表格です。
トラッキング現象で電気火災

トラッキング現象は、コンセントとプラグのわずかな隙間にホコリが溜まり、そこへ湿気が絡むことで微小放電が続き、炭化した導電路ができて発火に至る現象です。ここにゴキブリのフンや死骸が混ざると、吸湿しやすい有機物が増えるため、状況次第でリスクが高まります。
「電気の中にゴキブリ」と検索する人が一番怖いのは、まさにこの手の二次被害だと思います。だから私は、対策の優先順位をこう置きます。
優先順位:①安全確保(電源OFF・抜く)→②清掃(ホコリ除去)→③封鎖(侵入路を減らす)→④ベイト剤で密度を落とす
まず「トラッキングの材料」を減らす
トラッキング現象の材料は、ざっくり言うと「ホコリ」「湿気」「微小な電流の通り道」です。ここへゴキブリのフンや死骸の欠片が加わると、汚れはより複雑になります。だからやることは単純で、コンセント周りを清潔にし、湿気を溜めにくくし、タコ足配線やゆるい差し込みを見直す。特に、キッチン・洗面所・浴室近くのコンセントは湿気が絡みやすいので、優先度が上がります。
公的資料で定義を押さえておく
トラッキング現象がどんなメカニズムかを「自分の思い込み」で判断しないために、一次情報に当たるのが安全です。差し込みプラグ周辺の綿ぼこりや湿気が原因となり、火花放電を繰り返して炭化導電路が形成され、発火に至るという説明は、経済産業省の資料でも整理されています(出典:経済産業省『電源プラグのトラッキング対策の適用範囲拡大について』)。
自分でできる「安全な予防」チェック
補足チェック:不安を減らすために、月1回のルーチンにすると強いです。
| チェック項目 | 見るポイント | 対処の目安 |
|---|---|---|
| プラグ周りのホコリ | 綿ぼこり・油っぽい汚れ | 電源を抜いて乾拭き、汚れが強いなら専門家へ相談 |
| 差し込みの緩み | グラつき・半差し | 正しく差し直す、古いタップは交換検討 |
| 水回りの湿気 | 結露・床の濡れ | 換気・拭き取り、コンセント前に物を置かない |
| 焦げ臭さ・変色 | 樹脂の黄ばみ・黒ずみ | 使用を中止して有資格者・管理会社へ連絡 |
火災や電気工事に関する正確な扱いは地域や状況で異なります。気になる場合は、電力会社・メーカー・有資格者の案内など公式情報を必ず確認し、最終的な判断は専門家に相談してください。
LEDは虫が寄りにくいのか

LEDは紫外線成分が少なく、虫が寄りにくいと言われます。ただし、ここで勘違いしやすいのが「すべての虫に効くわけではない」という点です。小さな飛翔昆虫は光に寄りやすい一方、ゴキブリは光よりも温度・隙間・匂いの影響が強い場面があります。
つまり、LEDに替えるだけでゼロにはなりにくい。LED+物理的な隙間対策で、はじめて侵入が減ります。照明の防虫仕様(パッキンや虫返し構造など)は、ここに効いてきます。
「寄りにくい」と「入れない」は別物
LEDが虫に対して有利なのは、「光に集まりやすい虫」に対する話です。一方で、ゴキブリの行動は“光源そのもの”より、“そこにある環境”の影響が強いことが多い。例えば、点灯時の熱、器具の陰、隙間の多さ、周辺に餌があるか。こういった条件が揃えば、LEDでも侵入は起こります。ここを理解しておくと、「LEDに替えたのに出た!」というショックを減らせます。
照明選びで見るべきポイント
照明で再発を減らしたいなら、波長の話より先に、構造を見ます。カバーがしっかり密着するか、パッキンがあるか、虫返し構造など侵入経路が長く設計されているか。さらに、カバー内の清掃がしやすい形状かも大事です。フンや死骸が残っていると誘引の元になるので、掃除のしやすさは実用面で効きます。
ポイント:LEDは「呼び寄せにくさ」には寄与しやすいですが、侵入を止める主役は物理的な遮断です。照明だけで完結させず、部屋全体の封鎖とセットで考えると勝ち筋が見えます。
電気の中にゴキブリを安全に駆除予防
ここからは実践編です。電気まわりは「気持ち悪いから急いで処理」が一番危ない。安全な順番と、やっていい範囲・やってはいけない範囲を分けて、確実に再発を減らします。
クジョー博士として強く言いたいのは、最初の一手は「薬剤を吹く」ではなく「安全確保」です。電源を落とし、抜けるものは抜き、作業範囲を整え、落ち着いて“汚れと隙間”に対処する。この流れが、結果的に一番早く片付きます。
虫ブロックで電気カバー対策

照明器具の虫対策で効きやすいのは、隙間そのものを減らす構造です。虫ブロックのように、パッキンや虫返し構造で侵入路を物理的に遮る発想は理にかなっています。
買い替えが難しい場合でも、できることはあります。まずはカバーの固定が甘くないか、パッキンが劣化していないかを点検。カバーの装着がズレているだけで、侵入確率が上がります。
「掃除+封鎖」で効果が見えやすくなる
虫ブロック系の対策は、構造が優秀でも“汚れの履歴”が残っていると、効果の体感が遅れます。理由は単純で、フンや死骸の匂いが残っていると、同じ場所に寄りやすいからです。だから、できれば一度カバーを外して(安全な脚立を使い、落下物に備えます)、内部の汚れを取り切ります。水洗いできるカバーは中性洗剤で洗い、しっかり乾燥。器具側は濡らさずに拭き取り。ここまでやると、“侵入の動機”が減ります。
買い替え判断の目安
何度も同じ照明で起きる、カバーの隙間が構造的に大きい、パッキンが入手できない、劣化でガタつく――こういう場合は、買い替えが結果的に安くつくことがあります。心理的ストレスも含めて考えると、毎年夏に悩むより一度の入れ替えで終わるケースも多いです。ただし、工事が必要な機種もあるので、購入前に取付条件を確認しましょう。
注意:照明器具にテープやスポンジを貼り足す場合、放熱を妨げない配慮が必要です。無理な塞ぎ込みは熱トラブルの原因になります。取扱説明書の注意事項を確認し、迷う場合はメーカーや電気工事の有資格者に相談してください。
作業時の安全ルール
安全ルール:①ブレーカーや壁スイッチで通電を止める ②安定した脚立を使う ③マスクと手袋で落下物を防ぐ ④カバーは水平を保ってゆっくり外す
防虫隙間テープの選び方

隙間テープは「どこでも同じ」ではありません。電気まわりで意識したいのは、耐熱・難燃と、劣化しにくい粘着です。ドアや窓の常温部なら発泡ゴム系が使いやすい一方、家電裏や配線が密集する場所では素材選びが重要になります。
隙間テープは“場所別”で考えるのが正解
封鎖に失敗する典型は「とりあえず家にあるテープで貼った」パターンです。常温のドア隙間と、家電の背面や配線周りでは条件が違います。熱、油、湿気、ホコリ、これらが重なると粘着が弱り、すぐ剥がれて隙間が復活します。結果としてゴキブリ対策のつもりが、ホコリが溜まりやすい“段差”を作ってしまうこともあります。
貼る前の下準備で9割決まる
貼る面に油やホコリが残っていると、どんな良い素材でも剥がれやすくなります。だから、まずは乾いた布や中性洗剤で拭き取り、完全に乾燥させてから貼る。たったこれだけで耐久性が変わります。特にキッチン家電周りは油膜が残りやすいので、ここは手を抜かないほうが結果が出ます。
迷ったときの目安:電気まわりは、まず「貼っていい場所か」を説明書・注意表示で確認。次に、温度が上がる場所なら耐熱性の高い素材を検討します。
| 使う場所の目安 | 候補素材 | 向き・不向き |
|---|---|---|
| 窓・ドアの隙間 | モヘア・発泡ゴム | 遮断性は高いが高温部は避ける |
| 家電背面の常温域 | 難燃タイプの隙間材 | 劣化しにくさ重視、定期点検が前提 |
| 発熱が疑われる周辺 | 耐熱テープ類 | 貼付可否は機器・場所で変わるため要確認 |
封鎖は「一点突破」より「面で潰す」
隙間を一つ塞いでも、別の隙間から入ってくるのがゴキブリです。だから、家電周りなら背面だけでなく、床と壁の取り合い、配管の貫通部、巾木の浮き、換気口の隙間など、“周辺一帯”を見ます。封鎖の発想は、侵入経路を完全にゼロにするのではなく、侵入の確率を下げ続けること。これが現実的で、効果も出ます。
封鎖の考え方を家全体に広げるなら、関連記事の東京のゴキブリ対策|侵入経路と封鎖の基本も役立ちます。都心向けの記事ですが、封鎖の発想は全国共通です。
電気工事士法でやってはいけない

コンセントやスイッチの「内部」に手を入れる作業は、原則として有資格者の領域です。プレートの内側、配線の取り外し、器具交換などは、感電・火災リスクだけでなく、法的にもグレーになりやすい。
やらないこと:コンセントの穴へ薬剤を噴射する/工具を差し込む/内部に毒餌やジェルを押し込む/配線に触れる
「怖いからやる」が一番危ない
電気まわりは、恐怖心と嫌悪感が判断を狂わせます。ゴキブリが見えた瞬間、反射でスプレーを持ちたくなる気持ちは分かりますが、コンセントや分電盤周りは別世界です。可燃性の噴射剤が残ったまま火花が出れば、最悪の事故につながりかねません。だから私は、対処のスタート地点を「駆除」ではなく「安全確保」に置きます。
自分でできるのは「表面」と「周辺」だけ
自分でできるのは、あくまで表面の清掃と周辺環境の改善です。使っていない差し込み口はキャップでホコリを減らす、プラグ周りを乾拭きしてホコリを取る、タコ足配線を見直す。こうした地味な積み重ねが、トラッキング現象の不安も減らします。
相談の目安を持っておく
次のような状態なら、我慢して自分で抱えないほうがいいです。焦げ跡や変色がある、コンセントが異常に熱い、焦げ臭い、差し込みがグラつく、ブレーカーが落ちる、これらは「虫の問題」ではなく「電気の問題」になっています。こういう場合は、有資格者や管理会社、メーカー窓口に相談してください。
不安が強い、すでに焦げ跡がある、熱を持つなどの症状がある場合は、自己判断で粘らず、有資格者や管理会社、メーカー窓口に相談してください。
PC掃除でゴキブリ侵入予防

PCやゲーム機は、内部に入り込まれると心理的ダメージも大きいですよね。予防の基本は「入口を減らす」「餌を置かない」「温床を作らない」です。
吸気口の管理が最優先
まずは吸気口と設置環境。床置きは吸い込みが増えやすいので、可能なら台に乗せる。吸気口に防塵フィルターを付けるのも有効ですが、目の細かすぎるフィルターはエアフローを阻害し、冷却性能を下げることがあります。だから、定期清掃できる範囲で選びましょう。
侵入の「呼び水」を断つ
PC周りの侵入が増えるのは、意外と生活習慣が原因です。デスクでの飲食、菓子の粉、飲み物のこぼれ、キーボードの隙間の食べカス。これらは小さくてもゴキブリにとっては十分な餌です。だから、予防の核心は「機械の対策」より「環境の対策」になります。PCケース内に入れない工夫も大事ですが、そもそも寄せ付けない環境を作ると勝ちやすいです。
追い出しは「電源遮断」から
もし内部にいる疑いがあるなら、最初に電源を落としてコンセントを抜く。そのうえで、無理に分解せず、袋で密閉して外へ誘導するなど「機器に液剤を入れない」方向で考えるのが安全です。殺虫スプレーを吹き込むと、基板が濡れてショートするリスクが上がりますし、匂いが残って使えないこともあります。
清掃は「外からできること」を積み上げる
PC掃除は、まず外側から。吸気口・排気口のホコリを取る、設置面の床や壁際を掃除する、周辺の段ボールや紙袋を処分する。次に、ケースの開閉が可能な人は、メーカー保証や安全に配慮しつつ、乾いたエアダスター等でホコリを飛ばす。ただし、分解の範囲や保証の扱いは製品ごとに違います。
ポイント:PC対策は、フィルターや設置改善で「侵入の入口」を絞り、掃除と整理で「寄り付く理由」を減らす。入口と理由の両方を潰すと、再発が一気に落ちます。
空調機器まわりの掃除と封鎖の考え方は、エアコン周りのゴキブリ対策と掃除の要点でも詳しく整理しています。PCと違っても「熱・湿気・隙間」の見方は同じです。
電気の中にゴキブリ対策まとめ

電気の中にゴキブリが関わるトラブルは、怖さが先に立ちます。でも、やることは意外とシンプルです。順番さえ守れば、危険な行動を避けつつ、再発も減らせます。
最後に「やる順番」だけ覚えて帰ってください
気持ち悪さがピークのときほど、頭が真っ白になります。そんなときに役立つのが、手順のテンプレです。まず通電を止める・抜けるものは抜く。次に、ホコリと汚れを落とす。次に、隙間を減らす。最後に、ベイト剤で“密度”を落とす。ここまでやっても改善しないなら、壁内や天井裏など手の届かない領域が関わっている可能性が高いので、専門家の出番です。
最後に、順番だけ再確認:①電源を切る・抜く → ②ホコリと汚れを落とす → ③隙間を封鎖する → ④ベイト剤で密度を下げる → ⑤改善しないなら専門家へ
費用と安全の話は「断定しない」が正解
費用感や効果は、住環境や発生規模で大きく変わります。業者依頼の費用も、あくまで一般的な目安ですが数万円からのケースが多く、見積もり内容で上下します。だから、ここは断定しません。焦って一発で終わらせようとせず、まずは安全第一で環境と封鎖を整えましょう。結果として、そのほうが“追加費用”が減ります。
