夜に響くのはムクドリ?ギーギー鳴く鳥の正体と対処法を徹底解説

夕方になると突然はじまるギーギーという鳴き声。夜までうるさいし、窓を閉めても響いて眠れない……そんな状況でムクドリはギーギー鳴く鳥?と思った方は多いはずです。

この手の相談は、実は鳥の種類の特定がズレているだけで対策が空回りします。ムクドリなのか、ヒヨドリなのか、ねぐらがどこなのかで、追い払いのやり方も防鳥ネットの張り方も変わるからです。

この記事では、鳴き声の特徴、夕方に大群で集まる理由、いつまで続くのか、フン害の掃除のコツ、駆除と法律の線引き、超音波やLEDなどの対策の選び方、市役所に相談すべき場面、そして業者に頼む判断基準まで、順番に整理します。

この記事を読むことで理解できる内容は以下のとおりです。

  • ギーギー鳴く鳥がムクドリか見分ける方法
  • 夕方や夜にうるさい原因と、いつまで続くかの目安
  • 防鳥ネットや忌避剤など対策の選び方と優先順位
  • 駆除と法律の注意点、市役所や業者の使い分け
目次

ムクドリがギーギー鳴く鳥か見分ける

まずは正体を固めます。ここがブレると、効果が出にくい対策を延々と続けることになります。

目で見えない夜でも、状況と音と痕跡でかなり絞れます。

逆に言うと、正体が固まった瞬間に「やるべきことの順番」が見えて、ムダな出費と近所トラブルをまとめて避けられます。

現場でよくあるのは、ギーギーを聞いてとりあえず超音波を買い、効かないまま数日が過ぎ、フンが積もってから慌てるパターンです。

ムクドリの厄介さは、鳴き声そのものよりも「群れ」と「ねぐら」の組み合わせにあります。

そこで私は、音の種類より先に、時間帯・場所・規模の3点セットで判定する癖をつけています。

ムクドリの鳴き声と特徴

ムクドリのギーギー系の鳴き声は、単独のさえずりというより、群れの連絡や警戒に近い音です。

夕方になると、あちこちから小さな集団が電線や屋上、街路樹の上に集まり、合流のたびに声が重なっていきます。

何羽かが反応すると連鎖して、一気に合唱みたいになるのがムクドリらしさです。

音が「きれい」ではなく、濁ったノイズっぽいのも特徴で、窓越しでも刺さるように響きます。

特に、同じ場所で毎日くり返すなら、ねぐら入りの可能性が高いです。

見えない夜でも手がかりはあります。

ムクドリの群れは、日没前後に同じルートで戻ってきて、木の中へ雪崩れ込むように入っていきます。

その前段階として、ねぐらの周辺に「待ち合わせ地点」ができやすいです。

電線に数十羽、次の電線に数十羽という感じで点在し、そこから一斉に街路樹へ落ちます。

この動きが見えたら、鳴き声の主役はほぼムクドリです。

見た目の決め手は、くちばしと脚が黄色〜オレンジ系であることです。

暗い場所ではわかりにくいですが、街灯の下や早朝の飛び立ち時にチラッと見えると特定が一気に進みます。

体の大きさはスズメよりだいぶ大きく、ハトより小さい中間サイズです。

地面でエサを探すときは歩いて移動しやすく、ちょこちょこ歩きながら虫や実を拾います。

音の正体を当てに行くなら、鳴き声そのものより大群かどうか夕方に集中するかを先に見てください。

ムクドリ被害は、だいたいここで決まります。

目視が難しいなら、ベランダや駐車場の床に白っぽいフンが点在していないか、車の屋根に乾いた汚れがないかも合わせて確認すると、夜でも判断材料が増えます。

ヒヨドリとの違いを比較

ギーギーで検索するとヒヨドリも候補に出ます。

ヒヨドリは普段、ピーヨやヒーヨという甲高い声が多い一方で、縄張り争いや警戒の場面ではギーーッ、ギャーッと叫ぶように鳴くことがあります。

また、巣立ち直後の幼鳥が親を呼んでねだる声も紛らわしく、数日だけ「悲鳴みたいに鳴く鳥がいる」と相談が増えることもあります。

ここで大事なのは、ヒヨドリはムクドリほど大規模に集まって夜まで居座るケースが相対的に少ない点です。

見分けのコツは、見た目だけでなく「行動の型」を見ることです。

ムクドリは歩いて探す、ヒヨドリは跳ねるように移動しやすいです。

ムクドリは夕方にねぐらへ集中しやすい、ヒヨドリは日中の警戒や縄張りで目立ちやすいです。

これを押さえておくと、対策がズレにくくなります。

見分けポイント早見表

見分けポイントムクドリヒヨドリ
くちばし黄色〜オレンジ黒っぽい
群れの規模数百〜数千以上になりやすい少数〜せいぜい数十
動き地面を歩くことが多い跳ねるように移動しやすい
うるさい時間帯夕方〜ねぐら入り前後日中の警戒や縄張りで目立つ

見た目で決め手になるのは、ムクドリのオレンジ色のくちばしです。

早朝の飛び立ちや、夕方の集合時にちらっと見えたらかなり有力です。

もし確信が持てない場合は、無理に追い回さず、ねぐら入りの時間帯にどの木・どの電線に集まるかだけでもメモしてください。

対策は「場所」と「タイミング」が命なので、ここが固まるだけで成功率が上がります。

夕方に大群でうるさい理由

ムクドリが夕方にうるさいのは、寝る場所であるねぐらに集まるからです。

日中は別の場所でエサを取って、夕方になると街路樹や電線に戻ってきます。

このとき、いきなり木の中に入るのではなく、周辺で合流しながら安全確認をする段階があり、これが騒音のスイッチになります。

人間でいうと、帰宅ラッシュの駅前みたいなものです。

合流が進むほど密度が上がり、声も重なって「面の騒音」になります。

さらに、ねぐら入り直前は枝の取り合いが起きます。良い位置は風が当たりにくく、外敵から見えにくく、糞が落ちにくい(=枝が上にある)場所です。

そこに数百羽が押し寄せるので、押し合いへし合いが起きて鳴き交わしが激化します。

結果として、日没前後の短い時間に騒音がピーク化し、窓を閉めても響くように感じるわけです。

注意

夜でも鳴くケースはありますが、強い街灯や看板照明などで落ち着かない環境だと、断続的に鳴きやすくなります。対策は「音を止める」より居場所を変えさせる発想が近道です。

照明が強すぎる場所は、鳥にとっても落ち着かない一方で、都市の暖かさと安全性が勝つと居座ります。つまり、光だけで解決しないこともあるので、後半の物理対策もセットで考えてください。

ここで大事なのは、ムクドリは賢く、同じ刺激には慣れることです。毎日同じ時間に同じ方法で追い払うと、学習されて効果が落ちます。だから私は、まずねぐらの「核」を見つけ、そこを使いにくくする方向へ誘導します。追い払いは、その作戦を通すための補助輪だと思うとブレません。

ムクドリはいつまで続く?時期の目安

騒音がピークになりやすいのは、秋から冬にかけてです。

寒い時期は群れが大きくなり、都市部の暖かさや天敵の少なさもあって集まりやすくなります。

逆に、春から夏は繁殖期でペア行動が増え、巨大なねぐらの騒音は目立ちにくい傾向があります。

ただし、これはあくまで一般的な話で、地域の気温、街路樹の種類、剪定の有無、餌場の状況でズレます。

だから「何月何日に終わる」と断定はできません。

現場の感覚としては、一度ねぐらが固定されると、同じ場所に戻る習性が強いです。

つまり、放置すれば「今年もここだね」という流れになりやすいです。

反対に、早い段階で居心地を落とせば、群れが分散しやすいです。これが、早期対応が効く理由です。

特に、街路樹の葉が落ちる時期は、枝の構造が見えやすく、物理対策もしやすいので、作業できる範囲で手を打つ価値があります。

被害が続く期間の目安を立てるなら、カレンダーよりも「夕方の集結が増えているか減っているか」を観察してください。

増えているなら、ねぐらの核が強くなっているサインです。減っているなら、周辺で剪定が入った、餌場が変わった、天候が続いたなど外部要因で動いている可能性があります。

こうした変化点を掴めると、対策の投入タイミングが見えてきます。

なお、費用や効果の見通しは環境差が大きいので、数値データはあくまで一般的な目安として捉えてください。

ムクドリは渡り鳥?いなくなる時期の目安

ムクドリは「渡り鳥なのか、いなくなるのか」という疑問がよく出ます。

結論としては、地域によって移動の濃淡があり、同じ市内でも「冬に増える場所」「通年いる場所」が混在します。

だから、今いるムクドリが全員いなくなる保証はありません。

ただし、ねぐらは固定される一方で、条件が悪くなると移動もします。ここに対策の勝ち筋があります。

私が読者さんに必ず伝えるのは、待って解決するケースと、待って悪化するケースを分けることです。

例えば、近所の大きな公園のねぐらが剪定で消え、その流れで一時的に自宅前へ流れ込んだなら、数週間で変化することもあります。

一方で、駅前や商業施設の照明・暖気・構造が揃っている場所は、条件が良すぎて長期化しやすいです。

つまり、場所が「鳥に優しい」ほど、待つだけでは終わりにくいわけです。

いなくなる時期を読むには、①ねぐらの候補が周辺に他にあるか、②餌場(畑・公園・河川敷)がどこか、③風を避けられる構造物があるか、を考えます。

ムクドリは毎日、餌場とねぐらを往復するので、どちらかを使いにくくすると移動が起きやすいです。

ここを理解しておくと、追い払いを「偶然の運」ではなく「狙って動かす」に変えられます。

季節の見通しを立てたい方は、より詳しく整理した解説も参考になります。

ムクドリが渡り鳥というのは本当?生態と移動の仕組みガイド

ムクドリなどのギーギー鳴く鳥を減らす対策

ここから具体策です。私は害虫でも害鳥でも、基本は同じで「慣れにくい順に積む」のがコツだと思っています。音や光だけに頼ると、相手が賢いほど負けやすいです。ムクドリはまさに学習が早い側なので、対策を単発で終わらせず、組み合わせの設計にします。

対策は追い払いより環境改善

ムクドリ対策の結論はシンプルで、「そこが居心地よくない」状態を作ることです。

追い払いで飛ばしても、止まり木が快適ならまた戻ります。

だから私は、追い払いを最初から主役にしません。主役は環境改善で、追い払いはその補助です。

具体的には、止まり場所を減らす、侵入経路を塞ぐ、落ち着ける暗がりや死角を潰します。

この3点を、できる範囲で積み上げます。

環境改善の良いところは、相手が慣れにくいことです。

キラキラや音は見破られても、物理的に止まれない、入れない、落ち着けないは誤魔化しが効きません。

さらに、騒音だけでなくフン害もまとめて減るので、生活の負担が一気に軽くなります。

逆に、追い払いだけだと鳴き声が移動するだけで、別の場所で再発したり、翌日に戻ったりします。

優先順位(基本の型)

  • 止まり場所を物理的に使えないようにする
  • 侵入経路を塞いで入れないようにする
  • 補助として光・音・忌避剤で嫌がらせを組み合わせる

この順番にすると、迷いが減ります。予算が限られているほど、順番は効きます。

最終的な判断は現場次第ですが、私は「まずは止まり場と侵入経路」を見てから、光・音・薬剤の検討に入ります。

100均グッズの効果と限界

100均のキラキラテープやCD、目玉風船などは、初動で効くことがあります。

特に、ねぐらが形成され始めたばかりの時期や、単に通過しているだけの群れには、警戒のスイッチが入りやすいです。

ただし、ムクドリは学習が早く、動かないものは「安全」と判断されやすいです。

現場でよく見るのは、設置して2〜3日だけ静かになり、1週間後には普通に止まっているケースです。

だから、これらは主役ではなく、あくまで「時間を稼ぐ道具」だと思ってください。

使うなら、慣れさせない工夫が前提です。

位置を毎日変える、種類をローテーションする、風でよく動くように設置する、反射の角度を変える。これで延命はできますが、長期戦の主役にはなりにくいのが現実です。

さらに、強風で飛ばされる、落下して事故になる、近隣の敷地に入るなど、トラブル要因もあります。

設置場所は必ず安全第一で、固定が甘いところには付けないでください。

また、100均対策は「音」への直接効果が弱いことが多いです。

ムクドリのギーギーは群れのコミュニケーションなので、少し怖がらせても別の枝に移動して鳴き続けることがあります。

結果として「うるさい場所がずれただけ」ということも起きます。

だから私は、100均グッズを使うなら、次の物理対策(ネットやスパイク)へ移る前提で、短期の補助として提案します。

防鳥ネットの張り方と目合い

確実性が高いのは防鳥ネットです。

ベランダ、軒下、車庫、花壇など、侵入される場所を入れない構造にできます。

ムクドリ対策の現場では、ネットが「最終的に効いた」という報告が一番多いです。

理由は単純で、相手が賢くても物理的に突破できないからです。

音や光に慣れても、ネットの前では慣れようがありません。

だから、長期で困っているほどネットを検討する価値があります。

目合いは「小さすぎ」より「適正」

ネットの目合いは商品によって幅があります。

小さければ良いと思われがちですが、細かすぎると風を受けてバタつき、固定点が引っ張られて隙間が生まれやすくなります。

大きすぎると当然すり抜けリスクが出ます。

結局、設置場所と対象サイズに合わせて「適正」にするのがコツです。

購入前に仕様をよく確認してください(正確な情報は各メーカーの公式仕様をご確認ください)。

張り方の肝は「隙間ゼロ」と「たわみ減らし」

ネットは隙間があると意味が薄れます。

特に角や固定が甘い場所から入りやすいので、張り具合と固定点を増やして「たわみ」を減らしてください。

ムクドリは体をねじって入り込むのが上手いので、数センチのギャップが致命傷になります。

ベランダなら手すりと壁の取り合い、室外機の配管周り、上部の梁の角が要注意です。

固定は結束バンドだけに頼らず、必要に応じてフックやワイヤーでテンションを作り、面で張ると崩れにくいです。

注意(設置は自己責任で)

高所作業は転落リスクがあるため、無理な作業は避け、必要なら専門業者へ相談してください。

集合住宅では管理規約や景観ルールも絡むので、管理会社・管理組合への確認が安全です。

脚立作業は「届く高さだから大丈夫」が一番危険です。

風がある日、雨上がりで滑る日、夜間の作業は避けてください。

園芸の被害を止めるネット設置の考え方は、花壇向けの事例にもまとめています。

ムクドリが花を食べる対策の実践|網目選びと隙間ゼロ設置法

ムクドリ対策は入れないが最優先という結論は、住宅でも同じです。鳴き声に悩む場合も、結局は「止まれない・入れない」に寄せた方が再発が減ります。

忌避剤ジェルとスプレーの選び方

物理的にネットが難しい場所には、忌避剤が候補になります。

ジェル系は足場に不快感を与えるタイプが多く、適切に施工できれば一定期間の持続が期待できます。

ムクドリは足裏の感覚に敏感で、ベタつきや違和感がある場所を嫌います。

だから、止まり木になっている配管・庇・看板の縁など「着地の一点」を狙える場所では、ジェルが効きやすいです。

一方、スプレーは即効性がある反面、雨や揮発で効果が落ちやすく、継続散布が前提になりがちです。

初期の飛来で「今日はどうしても止めたい」という場面では役に立ちますが、毎日続けるのは現実的にしんどいことが多いです。

費用や手間は環境で大きく変わるので、あくまで一般的な目安として「短期=スプレー」「中長期=ジェル」のイメージで選ぶと迷いにくいです。

注意したいのは、忌避剤は「塗れば終わり」ではない点です。

施工位置がズレると、数十センチ横に止まり場が移るだけで意味が薄れます。

だから、先に止まっている場所を特定してから、ピンポイントで使うのがコツです。

また、建材や塗装に影響が出る可能性もあるので、目立たない場所で試してから本施工してください。

LEDや光で夜のねぐらを崩す

住宅地で音を出しにくいなら、LEDなどの光でストレスを与える方法が選択肢になります。

ムクドリは不規則な動きや強い光に警戒しやすく、ねぐら入り前のタイミングで当てると嫌がることがあります。

ポイントは「夜中に照らし続ける」より、ねぐら入りの直前〜直後に集中させることです。

鳥はこの時間帯に場所を決めるので、そこで嫌な経験をさせると移動が起きやすいです。

ただし、光は近隣への配慮が必須です。

照射方向や反射でトラブルになりやすいので、設置前に周辺環境を確認してください。

窓に入る、道路を照らす、車の運転の邪魔になる、隣家の寝室に届く、こうした要因はすべてクレームの火種になります。

私は現場で、光の対策を入れるときは必ず「照らす範囲」と「反射面」を先に確認します。

ステンレスの庇やガラス面は反射が強く、意図せず広範囲へ飛びます。

また、光だけでは決め手にならないケースもあります。

都市の暖かさや安全性が勝つと、多少まぶしくても居座ることがあるからです。

その場合は、光で動きを乱しつつ、次の物理対策(ネット・スパイク・止まり場の処理)で締めると結果が出やすいです。

効果は環境差が大きいので、数値や成功率はあくまで一般的な目安として捉えてください。

超音波は効く?音対策の現実

超音波は「万能」ではありません。

鳥が聞こえる帯域や環境ノイズ、距離の影響で、効いたり効かなかったりします。

さらに若い人やペットが不快に感じることもあります。

現場での体感としては、超音波に期待しすぎると、対策のスタートが遅れてしまいがちです。

ムクドリはねぐらが固まるとしぶといので、最初の一手で遠回りすると、被害が拡大しやすいのが怖いところです。

音で行くなら、タイミングが重要です。

ねぐら入り前後の短時間に絞り、パターンを変えるなど、慣れ対策と近隣配慮をセットにしてください。

一定の間隔で鳴る音は慣れやすいので、ランダム性がある機器の方が理屈上は有利です。

ただ、住宅地では「鳥を追い払う音」が「人への騒音」になりやすい。

鳥の騒音がつらいのに、自分の対策で別の騒音トラブルを生むのは本末転倒です。

音対策で起きやすい落とし穴

  • 鳴らしっぱなしで近隣から苦情が出る
  • ムクドリが慣れて効果が落ち、結局ネットに戻る
  • 音源の向きがズレて、自宅側だけがうるさくなる

私のおすすめは、音は「短期の追い払い」と割り切って、同時に止まり場の処理へ進むことです。

音だけで勝ち切ろうとすると、相手の学習速度に負けやすいです。

迷ったら、まずはネットやスパイクなど、物理の軸を作ってください。

フン害の掃除と感染症の注意

ムクドリ被害は、うるさいだけでなくフン害が厄介です。

乾いたフンは粉になって舞うことがあり、吸い込むリスクもゼロではありません。

さらに、フンが積もると見た目と臭いの問題だけでなく、車や外壁の汚れ、ベランダ床の滑りやすさにもつながります。

私は害虫対策でも同じことを言うのですが、汚れは「放置で固着」して、後からのコストが跳ねます。

だから掃除は、できるだけ早めに、ただし安全第一で進めてください。

掃除の基本(安全優先)

  • 乾いた状態でこすらず、軽く湿らせてから処理する
  • 手袋・マスクを使い、作業後は手洗いを徹底する
  • 体調に不安がある場合は無理せず専門業者へ

掃除のコツは「舞い上げない」ことです。

乾いたフンをブラシでこすると粉が飛びます。

霧吹きで軽く湿らせ、ペーパーで回収して密閉して捨てます。

広範囲なら水で流したくなりますが、排水経路や近隣への飛散もあるので、状況に合わせて判断してください。

車や外壁は素材によって洗浄剤の相性があるため、目立たない場所で試すのが安全です。

健康面の注意

健康面は個人差が大きいので、咳が続く、目や喉が痛い、皮膚にかゆみが出るなど症状がある場合は医療機関に相談してください。

最終的な判断は専門家にご相談ください。掃除中に息苦しさが出た場合はすぐ中断し、換気して休んでください。

掃除だけで終わらせないのも重要です。

フンが落ちる場所は「上に止まり場」がある証拠なので、掃除→再発のループになります。

掃除が一段落したら、次の段階として止まり場を使わせない対策へ進めると、生活の負担が一気に減ります。

駆除と法律、市役所と業者の使い分け

ここは非常に大事です。

ムクドリを含む野鳥は、原則として許可なく捕獲や殺傷ができません。

巣に卵や雛がいる時期の撤去もトラブルになりやすいので、自己判断で踏み込まないでください。

やりたくなる気持ちは分かりますが、法律のラインを越えると、被害より重い問題になる可能性があります。

私は「巣を落としていいですか?」と聞かれたら、まず「中が空かどうか」「管理者は誰か」「危険作業になっていないか」を順番に確認します。

合法的にできる範囲で現実的なのは、防除(追い払い・侵入防止)です。

ネット、スパイク、忌避剤、光・音など、鳥を傷つけずに寄せ付けない方法は取りやすいです。

一方で、捕獲・殺傷は原則として許可が必要になります。この点は、一次情報を基準に確認するのが安全です。

(出典:環境省『捕獲許可制度の概要』)

現実的な相談ルート

  • 公園や街路樹など公有地の問題:市役所など管理者へ相談
  • マンション共用部:管理会社・管理組合へ相談
  • 私有地で高所や大規模:害鳥対策の業者へ相談

「市役所に言えば全部やってくれる」と思われがちですが、公有地は動いてくれても、私有地は基本的に所有者側で対応する流れになりやすいです。

だからこそ、まず自分の敷地内でできる防除を整理し、危険作業や大規模施工は業者へ切り分けるのが安全です。

業者選びでは、見積もりの内訳(足場・材料・施工範囲・保証)を確認し、再発防止の設計が入っているかを見てください。

単に追い払うだけのプランは、戻りが早いことがあります。

「雛を拾った」「飼育できる?」といった相談は、法律や衛生の論点が絡みます。

必要に応じて、こちらも確認してください。

ムクドリの飼育は可能?法律と病気リスクを害鳥対策の視点で解説

まとめ:ムクドリのようにギーギー鳴く鳥は早めに手を打つ

ムクドリのギーギー鳴く鳥で困っているなら、まずは「大群かどうか」「夕方のねぐら入りか」を押さえて、正体とパターンを固めてください。

ここが固まれば、対策の打ち手がブレません。

次に、追い払いだけに頼らず、止まり場所を使わせない方向に寄せるのが、結局いちばん再発が減ります。

物理(入れない・止まれない)を軸にして、補助で音・光・忌避剤を使うのが勝ち筋です。

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この記事を書いた人

名前(愛称): クジョー博士
本名(設定): 九条 まどか(くじょう まどか)

年齢: 永遠の39歳(※本人談)
職業: 害虫・害獣・害鳥対策の専門家/駆除研究所所長
肩書き:「退治の伝道師」

出身地:日本のどこかの山あい(虫と共に育つ)

経歴:昆虫学・動物生態学を学び、野外調査に20年以上従事
世界中の害虫・害獣の被害と対策法を研究
現在は「虫退治、はじめました。」の管理人として情報発信中

性格:知識豊富で冷静沈着
でもちょっと天然ボケな一面もあり、読者のコメントにめっちゃ喜ぶ
虫にも情がわくタイプだけど、必要な時はビシッと退治

口ぐせ:「彼らにも彼らの事情があるけど、こっちの生活も大事よね」
「退治は愛、でも徹底」

趣味:虫めがね集め

風呂上がりの虫チェック(職業病)

愛用グッズ:特注のマルチ退治ベルト(スプレー、忌避剤、ペンライト内蔵)

ペットのヤモリ「ヤモ太」

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